予防歯科の重要性について

歯医者が好きと言う人はあまり多くはいません。なぜなら歯医者には歯が痛い時に行くイメージがありますし、治療機器の音が苦手と言う人もいます。しかし本来は歯医者には歯が痛く無くても行く必要があります。近年、日本でも予防歯科の重要性が伝えられるようになって来ましたが、歯医者には虫歯や歯周病になる前に行くことが大切なのです。

最低でも半年に1回は歯のクリーニングの為に歯医者を受診することをお薦めします。歯は一生大切にしなければいけません。歯を失うと食べ物を咬むことが出来なくなるだけではなく、様々な身体的な弊害が起こる可能性があります。特に最近では歯と痴呆症に関係性があると言われておりますので、これから高齢化社会を向かえる日本では歯のケアは今まで以上に重要となります。

乳歯から永久歯に生え変わってからは新たな歯が生えてくることはありませんので、今生えている歯を出来る限り長持ちさせるためには予防歯科がとても重要です。歯のクリーニングだけだとそれほど費用はかかりません。1回の受診だと保険適用で3,000円ほどで済みます。それを年数回負担するだけで済むのですから、是非定期的に通うようにしたいです。

虫歯の治療程度でしたらそれ程高額な治療費は必要ありませんが、もし大掛かりな治療が必要となった場合は、何十万円単位の負担を強いられることになります。費用の面を考えても予防歯科には積極的に取り組むようにしたいです。